くうのサッカー(小学生編) 3話

じゃあパパがキーパーやるから、くうはシュート打って。

私も野球出身のため、サッカーは何からはじめてあげればよいのかわかりません。もしかしたらインサイドキックのパス交換や、コーンをおいてのドリブル練習。はたまたリフティングからはじめるのがよいのかもしれません。ですがサッカーの醍醐味はやっぱりシュートを決めること。楽しくやるのが一番上達するし、かつ長続きすると思ったので、シュートからはじめてみました。せっかくサッカーゴールもあることだし。

「えい」

ゴムまりとはいえ、小1くうの蹴ったボールは、力のないゴロで私のとれる範囲にひたすら転がってきます。それでも少しずつ、ライナーのようなボールがきたり、枠のすみにいくようなボールも増えてきました。一時間くらい蹴ったでしょうか?私もとても楽しい時間となりました。

「また蹴りにくるか?」

「うん」

くうにも楽しい時間になったようです。